18 de Julho 2010-Abertura Oficial da Comunidade

総社市のブラジル人住民組織「総社ブラジリアンコミュニティ」が18日、発足した。定期的に会合を開いて情報を共有したり、困っている同胞を支援。日本人コミュニティーと共生しながら、暮らしやすさを追求する。

　市によると、県内でブラジル人の住民組織は初めて。市内在勤者も含めて約２００人が加入。市役所のブラジル人相談窓口で通訳などを務める譚俊偉（たんしゅんわい）さん（36）＝市多文化共生推進員、サンパウロ出身＝が会長に就いた。

　今後、月１回ペースの会合で地域の課題を話し合ったり、市からの行政情報を入手。祭りなど地域イベントへ積極的に参加して日本人コミュニティーと交流を深める。市や地域団体との意見交換も検討していく。

　設立式が同市中央の市総合福祉センターであり、片岡聡一市長が「総社で楽しく生活ができるよう市も支援を続ける」とあいさつ。譚会長は「設立を機に、地域社会に一層溶け込んでいきたい」と述べた。

　同市は県内で最も多い４４５人（１日現在）のブラジル人が暮らしている。